咬み合わせ・義歯(総義歯、部分義歯、治療用義歯、即時義歯)
咬み合わせ
咬み合わせ治療は、当院長(阿部晴彦)が南カリフォルニア大学で多くの著名な先生に師事し、帰国後年月をかけて開発したSHILLA SYSTEMによる診査診断を行い、理想的な咬合をゴールとする治療計画のもとスタートし、咬み合わせを構築します。
かみ合わせと全身的な不調や審美障害の関係
日常生活をおくる中で、頭痛や肩こりなど慢性的に症状が続く場合があります。
内科の受診や市販の鎮痛剤などを飲んでも改善できずに困っているようなことはありませんか?
もしかすると、あなたの悩みは咬み合わせが関係しているかもしれません。
では、どのように調べて治療をすればよいでしょう?
当院ではシンラシステムによる咬み合わせの診断と治療を行っております。
シンラシステムは、顔面の中心線を基準として咬み合わせを調べるシステムです。
- 01口腔内検査
- 02口腔内の石膏模型を作り、エステティックフェイスボウ、エイブ咬合器で分析する
- 03一人一人に適した咬み合わせと、審美的要素を考察し治療計画をたてる
- 04治療計画と治療見積もりを説明する
- 05治療開始
人間の頭はボウリングの最も重いボールと同じくらいの重さがあります
歯のかみ合わせは、ボウリングの最も重いボール(7~10㎏)と同じくらいの重さのある顔面頭部を頸部を介して身体が支えるために、バランスを調整する重要な役割があります。
咬み合わせのバランスが崩れると、それを補正するために身体の重心が左右対称性を失います。
咬み合わせが悪いとどのような症状が現れるでしょう?
- 01肩こり、腰痛
- 02目の疲れ痛み、頭痛
- 03滑舌の悪化
- 04消化機能の低下
- 01口元の歪み
- 02目の歪み
- 03顔面の歪み
更に、咬むことは脳に刺激を与えるため、脳の血流にも関係しています。
咬み合わせが悪くなる原因はなんでしょう?
では、咬み合わせが悪くなる原因は何でしょう。
- 先天的
- 遺伝的な歯列不正
- 後天的
- 虫歯や歯周病の放置、事故、ケガなど
中でも、虫歯や歯周病を放置したために咬み合わせが悪化するケースが多いように感じます。
それはなぜでしょうか?
虫歯や歯周病により、痛みがあったり、歯がぐらぐら動くようになったり、歯が抜けてしまうと、やがて咬める位置を探して咬むようになり、本来の正しい咬合がわからなくなります。
本来ならば正しい咬合に治しながら、被せものや入れ歯を作るべきなのですが、不適切な咬み合わせのまま治療が進み、更に咬み合わせが悪くなっている患者さんをよくみかけます。
入れ歯(総義歯、部分義歯、治療用義歯、即時義歯)
入れ歯のメリットは取り外しが出来るという点です。ご自分で外して清掃が出来ますのでお口の中を清潔に保つ事がとても楽に出来ます。特に高齢者の場合、入院した時、介護が必要になった時などはご本人のみならず、家族や介護する側にとっても入れ歯である事で管理が楽になります。
また、歯を失うと顎の骨が吸収するため、ほうれい線が目立つようになったり、口紅が引きにくくなるなど、口元が淋しい雰囲気になりがちですが、正しく作られた入れ歯を入れる事によって若々しい口元を回復する事が可能です。
シンラシステムについて
当院ではシンラシステム(SHILLA SYSTEM)という咬合構築システムを活用し、機能的審美的に優れた義歯を作製しております
当院長(阿部晴彦)が考案したシステムで、顔面の中心線を基準として、咬み合わせのバランスを診断します。
美味しく咬めて、美しい口腔内を構築する事を目的としたシステムです。
シンラシステムによる治療は、保険適用になりません。
費用をかけて、根本的に治療をしたい方にお勧めしたい治療法です。
保険診療のような制約がありませんので、良質な材料を使って、高度な技術の元、十分な時間をかけることが出来ます。
シンラシステム料金表
シンラシステムによる診断料 |
¥11,000〜22,000(税込) |
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シンラシステムリスクと副作用について
シンラシステムは入れ歯を作る前に、上顎に対する正しい下顎の位置を調べたり、入れ歯を作る時にどのような形にすれば審美的な入れ歯になるかなどを調べるための方法です。 上顎はフェイスボウ、シンラII、下顎はゴシックアーチトレーシングという方法で噛み合わせを調べるための咬合器という機械に付けます。 複雑な行程を踏み治療計画がたち、入れ歯を作製するためのシステムですが、熟練度の低い歯科医が行うと間違った結果を生むリスクがあります。 また、治療計画の立案について一回の来院では結論を出すことが出来ない方法ですので、3回程度の来院後に始めて治療計画の説明となり、時間が必要です。
治療期間は3ヶ月から1年です。
入れ歯について
当院で、入れ歯は最も得意な専門分野としており、入れ歯でお困りの方が多く来院されます。
入れ歯は「義歯」と言いますが、失った部位を補い機能させることを目的としています。
足を失った方が義足で歩けるようになったり、また義足で走ったり跳んだりするアスリートのかたがいらっしゃいますね。義歯の場合は快適に食事ができなければ意味がありません。
たんに歯の形をまねたものではなく、美味しく食べるために使うことが出来て、まるで本当に歯があるような自然で審美的なものでなくてはなりません。
「歯があった頃は・・・」という悩みをご相談ください。
部分義歯も総義歯も、失った歯を回復するための人工物です。
総義歯の作製は考古学のようなもので、患者さんの口腔内を見て、歯があった頃は、どこにどのように歯が存在していたのかを解らなければ、作ることが出来ません。
審美的で、なおかつ生体の一部として機能する入れ歯を作ることは非常に難しいのです。歯の形は回復しているものの入れても咬めない、見た目も気に入らない、話しづらい、など、悩だすえ来院する方が多くいらっしゃいます。
「友人との食事会は出席できなくなってしまった」
「こんなに出っ歯ではなかった」
「いかにも入れ歯という感じが気になって、人と会うことが少なくなった」
当院では院長考案のシンラシステムを活用し、機能的にも審美的にも満足できる入れ歯を提供しております。
シンラシステムでの分析により、上下左右のバランス、顔面との調和を診査し、一人一人の口の中の広さにあった入れ歯を作ることが出来ます。
また審美的にはその方にあった歯の形、色、形態の人工歯を計測して選び、奥歯はH-Aブレード臼歯を使用します。咬む力が弱くても、非常によく咬める人工歯です。
入れ歯の歯茎の色の部分(義歯床)はイボカップシステムという特殊な重合を行います。イボカップシステムの重合は物性と精度が高く、経年変化が非常に少ないため、変色がほとんどなく、臭いが出ないのが特徴です。
シンラシステムは保険適用ではありません。
費用はかかりますが、質の高い治療を行っております。費用と時間をかけて、良質な材料を使い、咬めて美しい入れ歯を希望する方にお勧めしたいシステムです。
入れ歯(義歯)料金表
治療期間中の仮入れ歯 |
¥33,000〜440,000(税込) |
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部分入れ歯 |
¥165,000〜1,100,000(税込) |
総入れ歯 |
¥440,000〜1,100,000(税込) |
治療についてご説明し、ご要望ご予算などお伺い致しますので、安心してご相談ください
入れ歯(義歯)のリスクと副作用について
治療期間中の仮入れ歯は、抜歯と同時に装着する入れ歯です。 抜歯した傷の上に入れ歯を入れるので、圧迫する事で止血の効果があります。 傷を保護し包帯のような役割がありますが、抜いたばかりの傷の上に入れますから噛めば痛く、また着脱の度に痛いという副作用があります。 歯を失った日に歯が入りますから審美的な問題は解決されますが、痛みや煩わしさといった副作用があります。